こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・覚えた英単語を会話で使えない理由
・使用する学習素材2つ
・話せるようになるための英単語の覚え方5ステップ
本記事の信頼性
・筆者は、英語学習歴7年目
・現在、海外の大学に通う学生
・純日本人初心者から独学で英語を勉強し、海外大に進学
上記のとおりです。
私はこれまで英語学習について考え尽くしてきたので、信頼できるかなと思います。
英語を話せるようになりたくて悩んでいる人は、下記の記事で紹介した方法を実践して話せるようになりましょう!
覚えた英単語を会話で使えない理由
「英単語の意味を覚えたけど、実際の会話では使えない」のには明確な理由があり、それらを改善すれば覚えた英単語は実際にに使えるようになります。
理由3つ
・理由①:英単語を音で覚えていない
・理由②:英語脳で考えていない
・理由③:アウトプット不足
理由①:英単語を音で覚えていない
言語はリーディング・ライティングを除いては音で伝達されます。ですから英単語学習の段階から正確な音で覚えておくというのはとても重要なことです。
普段から音で覚える習慣をつけておくと、あとのリスニング・スピーキングの学習で苦労せずに済みます。
理由②:英語脳で考えていない
ここで言う英語脳とは「英語の意味を日本語を介在させずにイメージで考えている状態」です。
英語脳で考えていないと、どうしても英語での受け答えに時間がかかり相手との会話についていけません。英語⇔日本語のプロセスがある分タイムラグが生じ、ネイティブの英語についていくのはほぼ不可能になります。
英語脳については、【簡単】英語脳の作り方を3ステップで解説【結論:イメージ化】にて詳しく解説しています。
英語を習得するうえで、英語脳は必須です。
理由③:アウトプット不足
重要なのはアウトプットを意識したインプットを普段から意識することです。
例えば「この英単語をどうやって実際の会話で使おう」などを普段から考えて学習することです。
そして英単語の意味を覚えるだけでは実際に使えるようにはなりません。その英単語を使って話す練習をたくさんする必要があります。
アウトプットの量をとにかくこなすことで、その英単語を使う思考回路ができるのです。
使用する学習素材2つ
使用する学習素材
1.英単語帳
2.メモ
1つずつ解説していきます。
英単語帳
英単語帳はまとまった量の英単語を覚える際に非常に有効ですが、どんな英単語帳を使うかは重要です。
英単語帳を選ぶ基準
①知らない単語が6〜8割含まれている(レベル感)
②発音記号が掲載されている
③見出し語ごとに例文がある
①知らない単語が6〜8割含まれている(レベル感)
レベル感はこのぐらいがベストだと思います。
知っている単語ばかりでは成長が少ないし、すべて知らない単語だとレベル感が合っていない可能性があるからです。私の経験上6〜8割知らない単語が含まれているぐらいが丁度良いかなと思います。
②発音記号が掲載されている
発音記号は英単語学習を効率的に進めるために必須です。先程音で覚える必要があると述べましたが、正しい発音で覚えないと意味がありません。そのために発音記号を使った学習は、わざわざ音声を聞く必要がないのでオススメです。
発音記号に関してはAtsueigoのAtsuさんの記事の【全てに音声付き】英語の発音を良くしたいなら「発音記号」を覚えようにて詳しく解説されています。3時間ほどで覚えられて、この先一生使える知識なのでぜひ覚えてしまいましょう。
③見出し語ごとに例文がある
例文があると、その単語が実際に英文のなかでどのように使われるかが分かります。スピーキングのための英単語学習にこれはとても重要なことです。
また覚えたい英単語の例文を調べたいときはSentence dictionaryで調べられます。
メモ
使用する学習素材の2つ目はメモです。
ここでのメモとはあなたが英語学習をするなかで出会う知らない単語、または使えるように単語・表現のことです。メモをする際は、その単語が出てきた英文と一緒にメモしておくことをおすすめします。そうすることで見返したときに、その単語の使われ方が分かるようになります。
話せるようになるための英単語学習の具体的な3ステップ
それでは、話せるようになるための英単語学習の実際のやり方について解説していきます。
ステップ①:英単語を発音しながら、意味をイメージで覚える
まずは正しい発音と意味を覚えます。
先ほど述べたように発音は発音記号、意味はイメージ(英語脳)で覚えることを意識してください。
意味をイメージで覚えるやり方を解説すると、まずは意味を日本語で知って、その日本語にある感覚・イメージを英単語に結びつけてください。こうすることで日本語の介在をなくすことができます。
ステップ②:例文を見て、その英単語の使われ方を確認
次にその英単語の例文を見て、実際の英文のなかでの使われ方を確認してください。
このステップで見るべきポイントをいくつか載せておきます。
・その動詞・形容詞・名詞のあとに来る前置詞はなにか
・その英単語と相性の良い英単語はなにか(コロケーション)
・慣用句表現があればチェック
ステップ③:自分で簡単な文章を作って、声に出して練習する
最後にその英単語を使って簡単な文章を作ってみます。
初心者の方は難しいと感じるかもしれませんが、ここでは簡単な文章でOKです。
例えば、形容詞のfeasible「実現可能な」なら
That’s feasible.(それは実現可能だ)で十分です。
慣れてくれば、That’s feasible to a day trip from Tokyo to Osaka.(東京から大阪に日帰りで旅行に行くのは可能だ。)のように文章を長くしていけるようになります。
文章を作るコツとして、thatやitなどの代名詞を使うのはとても有効です。その代名詞の部分を置き換えればいくらでも言い換え可能になるからです。
例えば先ほどのThat’s feasible.のThatの部分をReading a book a dayに変えると、Reading a book a day is feasible.(一日一冊ほんを読むのは実現可能だ。)と言い換えることができます。
まとめ:正しい英単語学習で本物の英語力を
私が英語学習を始めた頃は、今回紹介した学習法をまだ知らず英語力がなかなか伸びず話せるようにもなりませんでした。しかし本記事で紹介した方法を実践し始めてから、実際の会話で使えるようになり、英語力が飛躍的に伸びました。
みなさんも本記事で紹介した英単語学習法で使える本物の英語力を伸ばしていきましょう!