英語学習

【1ヶ月で2000語覚える】単語帳を使った超効率的な英単語の覚え方

悩んでいる人
悩んでいる人
英語学習で英単語が重要って聞くけど、どうやって覚えればいいの?一日10個が限界が限界なので、効率的な英単語の覚え方を知って短期間でたくさん覚えたい!英語初心者の僕でもわかるように解説してほしい!

こんな悩みを解決します。

 

本記事の内容

英単語帳を使って覚えるメリット3つ

・英単語学習で重要な心構え3つ

・英単語を覚える手順5つ

・まとめ:単語帳を使って効率的に英単語を覚えよう

本記事の信頼性

ライナス
ライナス
本記事を書いている私は英語学習歴7年目です。趣味で英語を始めて、今では海外の大学に進学するまでになりました。

 

今回ご紹介する方法を実践すれば、1ヶ月で2000語は覚えることができます。

 

実際に、私は本記事でご紹介する方法で英単語を覚えて、洋書や海外ニュースサイトを読める程の語彙力を身につけることができました。

 

英単語学習は効率的な方法を実践するだけで、誰でも、1ヶ月2000語を達成することができますよ。

英単語帳を使って覚えるメリット3つ

ライナス
ライナス
画像は私が実際に使用した一冊目の単語帳「ユメタン1(学校配布)」です!

では、なぜ英単語帳を使って覚えるべきなのかについて、3つのメリットに絞ってお伝えします。

メリット①:たくさんの量をまとめて覚えられる

英単語帳は、たくさんの単語(1000〜3000語程度収録)がまとまっています。

大前提として英単語の量は膨大です。非ネイティブはおろか、ネイティブでさえ全てを覚えることは不可能に近いと言えるでしょう。

そこで初心者がやるべきなのは出会う頻度の高い単語から覚えることです。

その際に、たくさんの単語をまとめて覚える事ができる単語帳が有効なわけですね。

メリット②:単語の使われ方を理解できる

英単語帳には例文が載っているものが多いです。

その例文を活用することで、その単語が実際の文章でどのように使われるかを知ることができます。

英単語帳は単語の使われ方も一緒に覚えることができます。

メリット③:学習プランを練りやすい

英単語帳は、ページごとの掲載されている単語数が統一されていることがほとんどです。

1日何ページ進めるなどの計画が立てやすく、取り組むべき量も明確になるのでモチベーションにもなります。

英単語学習で重要な心構え3つ

続いては、英単語学習をする際に重要な心構えを解説していきます。

英単語学習で重要な心構え3つ

1. 高速回転を意識する
2. 1回で覚えようとしない
3. かけた時間ではなく出会った回数

高速回転を意識する

「人間の脳はそもそも復習しないと忘れるように出来ている」

これはドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスによって証明されています。

彼は人の記憶がどのようなペースで忘れられていくのかについて研究し、その結果以下のような曲線ができあがりました。

ここから読み取れることは、「記憶は時間の経過とともに速いスピードで忘れてしまう」ということです。

また、復習をした場合のグラフは以下のとおりです。

早い段階で復習を行うことによって、忘却率がかなり落ちているのがわかりますね。

このことから英単語も高速回転で何回も復習することが必要なのです。

目安としては1ヶ月で6回以上復習できればたいていの英単語は覚えられます。

1回で覚えようとしない

最も意識すべきことかもしれません。一回で覚えようとしないだけでかなり気が楽になります。

私の場合は1,2周目は単語帳のどこにどんな単語があるかなぐらいに留めて、3周目以降から、「だんだん覚えていきますか」というような心持ちです。

何周もすることが前提なので1回にかける負担はあまり重くなくて良いです。

最初は覚えれなくて当たり前、だんだんと脳に染み付いてくるイメージで周回しましょう!

かけた時間ではなく出会った回数

エビングハウスの忘却曲線より復習が大事とお話しました。

覚えていてほしいのは、英単語においてはかけた時間ではなく出会った回数が重要だということです。

例えば1度3時間会話した人より、毎日10秒顔を合わせるお隣さんの方がよく覚えていませんか?

このように暗記の秘訣は、かけた時間よりも出会った回数なんです!

英単語を覚える手順5つ

5つの手順で、英単語を覚える方法をご紹介します。

英単語帳を使った英単語の覚え方

手順①:英単語帳を選ぶ
手順②:1日に取り組む
手順③:英単語を見て意味を確認する
手順④:意味をイメージしながら発音する
手順⑤:例文で単語の使われ方を確認する

上記が英単語を覚える手順になります。

手順①:英単語帳を選ぶ

まずは単語帳を選びます(いま現在英単語帳を持っているという方はそれでOKです)。

私が単語帳を選ぶ際の基準は以下の3つです。

単語帳を選ぶ基準

1.発音記号が付いているか(音声を聞かなくても正しい発音が分かる)
2.単語ごとに例文はあるか(その単語の使われ方が理解できる)
3.自分のレベルに合っているか(2〜4割程度知っていると取り組みやすい)

1の発音記号に関しては、今後英語を学ぶ上では重要なので、今のうちに覚えておくことをオススメします。(3時間ほどで覚えることができて一生使えます。)

一度これ!と決めたら変えないことが大切です。基準を満たしていれば、どの単語帳でもさほど変わりはありません。一度買った単語帳をやりきりましょう!

手順②:1日に取り組む量を決める

英単語帳を決めたら次は学習の計画です。

具体的には、目標の単語数から逆算して1日の単語数を決めます

ここで重要なのは、1ヶ月で6回以上その単語に出会うように数を決めることです。

例えば1ヶ月で1000語覚えたい人の場合は、1000語を1ヶ月で6回ずつ回せばいいので、1日の量は200語になります。

私のおすすめは1ヶ月で2000語プランです。その場合1000語の倍なので、1日400語回す計算になります。

1日200、400語は多すぎると思われる方は考え方を変えてみてください。一回で覚える必要はないのです。大事なのは何周もすること。1日の量を増やして一回の負担を軽くすることです。

特に最初の1,2周目は無理に覚えようとする必要はありません。眺める程度で結構です。何周もするうちに自然に覚えれます。

手順③:英単語を見て意味を確認する

では実際に単語帳を回していきます。

最初は、3〜5秒で単語と意味を確認します。

このときに、すでに意味が分かる単語に関しては横にチェックをつけておきます。こうすることで、二週目以降はチェックの付いていない単語のみに目を通せばよくなります。

手順④:意味をイメージしながら発音する

次に、その単語の意味をイメージしながら発音するします。

これは英語脳を作るために重要なステップです。

例えば「apple」と聞いて「りんご」といちいち訳す人はいませんよね。このようにappleと聞けばりんごのイメージができるようにすでになっています。これがいわゆる英語脳です。これを他の単語でもできるようになれば、いちいち訳す必要がなくなるわけです。

手順⑤:例文で単語の使われ方を確認する

最後に、例文でその単語が文章で実際にどう使われているか確認します。

そして余裕があればその単語を使って自分で文を作ってみてください慣れないうちは、使えるようになりたい単語だけ作るのもありです。

このときに作る文章は簡単なもので大丈夫です。

例:properly「適切に」
-I can’t speak English properly now.-

: amazing「すばらしい、凄い」
-That movie was amazing-

このように最初は中学英語レベルの文章でOKです。このとき文法や自然さを気にする必要はありません。重要なのは実際にその単語を使ってみることにあるからです。

例文を参考にするのも良いですね。

まとめ:単語帳を使って効率的に英単語を覚えよう

最後に今回は1ヶ月で6回以上回すプランですが、実際にはこれだけでは足りません。そのあとになにも復習をしなければ、やはり忘れてしまう単語もあります。

私の場合、これまでに取り組んできた単語帳はどれも30周以上はしています。中には50周以上した単語帳もあります。ここで大事なのは回した回数ではなく、完璧に覚えるまで回すことです。暗記の得意な方なら10周程度で覚えてしまうかもしれません。ただ私のように暗記の苦手な方は、覚えるまで何周も何周も回してみてください。回数は人それぞれですが、必ず覚えられます。

今回は、単語帳を使った効率的な英単語の覚え方についてご紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでもあなたの英語学習の役に立てれば幸いです。