こんな疑問に答えます。
本記事の信頼性
本記事を書いている筆者は英語学習歴7年で、学習の過程でイギリス英語を中心に学ぶようになりました。
本記事を読めばなぜアメリカ英語ではなくイギリス英語が最高なのかが分かります!
本記事の内容
・イギリス英語が最高な理由5つ
・イギリス英語を勉強する具体的な方法
・イギリス英語が楽しめるおすすめの作品・コンテンツ
それでは早速解説していきます。
イギリス英語が最高な理由5つ
イギリス英語が最高な理由5つ
①発音がカッコいい
②日本人が発音しやすい
③歴史と伝統の重みがある表現
④ユーモアと独特の言い回し
⑤グローバルに通じる標準英語としての地位
①発音がカッコいい
イギリスは発音がシンプルにカッコいいです。
百聞は一見にしかずということで実際に聞いてもらいましょう。
これはPeaky blindersというイギリスのドラマで、イギリス英語といっても地域や時代によって様々ですが、核となる雰囲気や発音はこんなイメージです。
文章で説明すると、イギリス英語はその抑揚や発音の美しさから「上品」や「知的」といった印象を与えます。特に**RP (Received Pronunciation)**は、映画やドラマで「洗練されたキャラクター」がよく話すアクセントとして知られています。
例として分かりやすいのは「can’t」や「bath」の発音が、アメリカ英語とはかなり異なり私は凄く好きです。
例えばcan’tはアメリカ英語だと「キャント(/kænt/)」のように発音しますが、イギリス英語では「カント(/kɑːnt/)」のように発音します。
②日本人が発音しやすい
日本人が発音しやすい理由5つ
①母音の数が比較的近い
②子音が明確で、曖昧にならない
③ストレス(強調)パターンが日本語と近い
④日本語にない音が少ない
⑤アクセントによる調整が柔軟
①母音の数が比較的近い
日本語の母音(あ・い・う・え・お)は5つで、アメリカ英語の14以上の母音と比べると非常に少ないです。
そしてイギリス英語の母音はアメリカ英語よりも整理されている傾向があり、特にイギリスの標準的な英語の中では明確で滑らかな音が多いため、日本人にとって真似しやすいです。
例: 「bath」の/ɑː/(長い「あ」音)は日本語の「あ」と近いため、日本人が発音しやすい。
②子音が明確で、曖昧にならない
イギリス英語では、/t/ や /r/ の発音がはっきりしており、日本語の発音に近い部分があります。
例: water → /ˈwɔːtə/(イギリス英語)は、アメリカ英語 /ˈwɑːdər/ のように曖昧な「ら行」にならず、発音しやすい。
日本語話者が苦手とする「舌を巻く音」(アメリカ英語のr音)も、イギリス英語では控えめで、日本語の「ら行」に近いニュアンスです。
③ストレス(強調)パターンが日本語と近い
日本語は平坦な音調ですが、イギリス英語はアメリカ英語に比べてストレス(音の強弱)のリズムが抑えめです。
特に文末のイントネーションが穏やかで、日本語話者には自然に感じられることが多いです。
例: Can’t you?(イギリス英語)は落ち着いた抑揚ですが、アメリカ英語では高めの音が強調される傾向があります。
④日本語にない音が少ない
日本語にない音(thの音やv音など)はアメリカ英語と同様にイギリス英語にも存在しますが、イギリス英語の方が舌の動きが比較的簡単なケースが多いです。
例: think の /θ/(舌先を軽く噛む音)は、日本人にとっては難しいですが、イギリス英語では柔らかく発音するため習得しやすいですね。
⑤アクセントによる調整が柔軟
イギリス英語には多様なアクセントが存在し、標準的なRP以外にも、発音の幅が広いのが特徴です。
地域によっては、日本語話者にとって学びやすいアクセント(スコットランド英語やウェールズ英語)も多く、日本人に馴染む音の選択肢が増えます。
③歴史と伝統の重みがある表現
イギリス英語は英語の「原点」とも言える存在で、多くの伝統的な表現や言い回しが今も生きています。
イギリス英語を理解することで、文学作品や古典的な映画をより楽しめるようになります。
④ユーモアと独特の言い回し
イギリス英語には皮肉やユーモアが多く含まれています。例えば、「I’m not bothered」(全然気にしないよ)は、相手を和ませるニュアンスを持つ表現です。
アメリカ英語にはない**idiom(慣用句)**やフレーズが多く、英語学習者にとって新しい発見が絶えません。
⑤グローバルに通じる標準英語としての地位
イギリス英語は、英連邦諸国(インド、オーストラリア、南アフリカなど)でも広く使われています。そのため、イギリス英語を学ぶことで、世界中でコミュニケーションが取りやすくなりますね。
イギリス英語を勉強する具体的な方法
イギリス英語を勉強するのに使用するもの
①発音の参考書
②イギリスのコンテンツ
③イギリス英語を解説しているYouTube動画
1つずつ解説していきます。
①発音の参考書
イギリス英語の発音についての市販の参考書は、イギリス英語の発音を体系的に学ぶのに適しています。
おすすめのイギリス英語の参考書
・
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・
2、3冊目はKindle Unlimitedで読めます。
また他にもイギリス英語に関する本の多くがKindle Unlimitedで読めるので、参考書で学びたい方は登録しておくのがお得でおすすめです!
②イギリスのコンテンツ
毎日イギリス英語に触れるためにイギリスのコンテンツは必須です。
挙げられるものは、映画・ドラマ・本・音楽などですね。
生きたイギリス英語を学ぶためにも、イギリスのコンテンツをたくさん見ましょう。
後でおすすめのコンテンツに関して詳しく紹介します!
③イギリス英語を解説しているYouTube動画
YouTubeでもイギリス英語について解説されている動画がたくさんあります。
アメリカ英語との違いなども知ると、よりイギリス英語を楽しめるはずです。
おすすめの動画をいくつか貼っておきます。
イギリス英語が楽しめるおすすめの作品・コンテンツ
イギリス英語が学べるおすすめコンテンツ
①Netflixのドラマシリーズ
②Podcast
③YouTube
④洋書
①ドラマシリーズ
今回はイギリス英語を学びたいため舞台がイギリスのものを選びましょう。
私がこれまで観て特に面白かったイギリスのドラマ
・ピーキー・ブラインダーズ
・セックスエジュケーション
・シャーロック
・このサイテーな世界の終わり
・ブラック・ミラー
ほかにも沢山あるので気になるものからどんどん観てイギリス英語にどっぷり浸っちゃいましょう!
②Podcast
Podcastは移動時間などのスキマ時間に聞けるので、お気に入りのものをいくつか持っておくと良いです。
おすすめのイギリスのPodcast
・The English We Speak (BBC Learning English)
・Luke’s English Podcast
・British Council: Learn English Podcasts
The English We Speak (BBC Learning English)
イギリス英語のスラングや表現を簡単に学べる短いエピソード。10分以内で聞けるので、スキマ時間に最適です。
公式サイト
Luke’s English Podcast
イギリス英語の先生が話す、フレンドリーで楽しいポッドキャスト。文化や日常会話の話題が豊富。中級から上級者向け。
公式サイト
British Council: Learn English Podcasts
会話形式でリスニング力を鍛えられるポッドキャスト。イギリス文化についても学べます。
公式サイト
③YouTube
YouTubeも英語学習者にとっての学習教材の宝庫です。
イギリス人のYouTuberを見るのも良いし、イギリスのニュース番組を見るのもありですね。
また先程紹介した、イギリス英語を解説している動画も非常に有益で参考になります。
④洋書
イギリスの洋書で真っ先に出るのはやはりハリー・ポッターですね。
私も全巻読破しましたが、分厚さの割に物語の筋はあらかじめ知っているため意外に読みやすいです。
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他にもシェイクスピアや不思議の国のアリスで有名なルイス・キャロルなど、著名な作家がたくさんいるので気になるものから読んでみてください。
また村上春樹のイギリス向けの英訳版もあるので、村上春樹が好きな方はそちらもおすすめです。
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まとめ:イギリス英語を学んで英語に深みを
いかがだったでしょうか。
私はイギリス英語が大好きで、イギリス英語があるからこれまで夢中で英語を学んでこれたと言っても過言ではありません。
当たり前の話ですが、イギリス英語を学べばアメリカ英語や他の英語にも対応する力は付くので、イギリス英語を好きになれたら心配せず突き進んでください!